近年では、多機能なシャワーヘッドが増えており、自宅のシャワーヘッドも交換してみたいと考えている方が多いでしょう。しかし、さまざまな種類があるため、比較したうえで、最適なものを選ぶことが大切です。そこで本記事では、キレイストシャワーとReFa FINE BUBBLE Uを比較して解説します。
キレイストシャワーの特徴
タカギの「キレイストシャワー」は、洗浄力と浄水性能にすぐれたシャワーヘッドです。まず、ウルトラファインバブルと呼ばれる極小サイズの泡の生成することで、すぐれた洗浄力を発揮します。ウルトラファインバブルは直径0.001mm未満で、一般的な毛穴(約0.2mm)の200分の1という非常に小さなサイズです。
さらに、ウルトラファインバブルの表面には汚れを引き付ける作用があり、毛穴の奥や髪の汚れを効果的に落とせます。また、タカギの浄水技術がキレイストシャワーにも応用されていることが特徴です。
水道水に含まれる残留塩素は、髪をパサつかせたり、肌に刺激を与えたりする原因といわれていますが、キレイストシャワーでは塩素を除去できます。余分な塩素が除去されているため、髪や肌へのダメージを最小限に抑えることが可能です。
さらに、水形には「ウルトラファインバブル」と「サイクロンバブルミストシャワー」の相乗効果が組み込まれており、水だけでも高い洗浄力が発揮されます。そのほか、キレイストシャワーは3つの水形を備えていることも特徴です。
シャンプー前の予洗いには浄水サイクロンバブルミストシャワー、 仕上げの洗い流しには浄水ソフトシャワー、浴槽の掃除には原水サイクロンバブルミストシャワーがおすすめです。シーンに応じて切り替えできるのは、利便性が高く、バスタイムを充実させてくれる要素となるでしょう。
ReFa FINE BUBBLE Uの特徴
「ReFa FINE BUBBLE U」は、リファのファインバブル技術を活かし、スタンダードモデルのシャワーヘッドとして開発された製品です。長年にわたりファインバブルの研究を続けてきたリファは、独自の水流設計を採用し、微細な2種類の泡による効果的な洗浄を実現しています。
ひとつのシャワーヘッドで2種類の泡による洗浄ができるため、肌をやさしく洗い上げ、あたため、うるおいを与えることで、肌本来の美しさを引き出すバスタイムが楽しめます。また、ReFa FINE BUBBLE Uは、ミスト、ポイントジェット、ピュアストレート、ストレートの4つの水流モードが搭載されていることが特徴です。
ミストモードは、きめ細やかなミストが肌をふんわりとやさしく包み込み、洗浄と保湿を同時に叶えます。ストレートモードでは、適切な水圧と改良された吐水穴の配置によって、上質な肌あたりを提供します。ピュアストレートモードは細く密度の高い水流が広がり、刺激を抑えながらも十分な量の水を浴びられるのが特徴です。
そして、ポイントジェットモードでは、力強い水流をピンポイントで当てることができるため、肩や腰などの筋肉の張りをほぐすのにも効果的です。
さらに、従来のボタン式からスライドレバー式へと変更され、直感的かつスムーズに水流モードを切り替えられるようになりました。手軽に自分好みのモードを選べるようになり、日々のバスタイムがより楽しいものとなるでしょう。
2つのシャワーヘッドの違い
キレイストシャワーとReFa FINE BUBBLE Uは、どちらの高性能なシャワーヘッドですが、見た目や機能などに違いがあります。たとえば、キレイストシャワーの水流は3パターンであるのに対し、ReFa FINE BUBBLE Uは4パターンの水流モードがあります。スライドレバーで水流を変えられる点は共通しており、使用するシーンにあわせて直感的にモードを切り替えられます。
また、キレイストシャワーは水流1mlあたり平均径0.18μmのウルトラファインバブルが約2,200万個含まれているのに対し、ReFa FINE BUBBLE Uは平均径0.15μm~45μmのウルトラファインバブルが1mlあたり最大6,800万個、平均3,150万個含まれています。水流に含まれるウルトラファインバブルの数を比較すると、ReFa FINE BUBBLE Uの方が多くなっています。
いずれの商品もスタイリッシュな見た目で、どんな浴室にも合わせやすいデザインになっています。キレイストシャワーはメタリックとブラックの2色展開、ReFa FINE BUBBLE Uはホワイト、シルバー、ブラックの3色展開です。
価格に関しては、キレイストシャワーが1万8,700円(税込)であるのに対し、ReFa FINE BUBBLE Uはホワイトとシルバーが3万円(税込)、ブラックが3万3,000円(税込)です。キレイストシャワーはウルトラファインバブルを搭載した高機能なシャワーヘッドの中ではお手頃な価格なので、初めての方にはとくにおすすめできます。
このように、キレイストシャワーとReFa FINE BUBBLE Uにはさまざまな違いがあります。予算や目的、求める機能などに応じて比較したうえで、自分に合ったものを選びましょう。
まとめ
近年では、高性能なシャワーヘッドが注目されています。キレイストシャワーとReFa FINE BUBBLE Uは高性能であることは共通していますが、特徴などに違いがあります。浄水器メーカーとして認知度の高いタカギが販売しているキレイストシャワーは、ウルトラファインバブルの機能を搭載していることに加え、塩素除去機能によって肌や髪へのダメージを軽減します。一方ReFa FINE BUBBLE Uは、ウルトラファインバブルの機能を搭載していることは同じですが、使用シーンに応じて4つの水流モードを切り替えできます。価格は1万円以上の差があるため、予算や目的に合わせて選ぶとよいでしょう。